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「オーバー・ザ・ブルー・スカイ」感想



何で最近観る映画観る映画ダメ男しか出てこないんだろう…。
ポスターやフライヤーを見た時点では、いいや別に、と思っていた映画なのですが、予告を見ると音楽がめちゃめちゃ良くて「これサントラだけ買っちゃ駄目かな」と漏らしたら友人Kから「邪道だ!」と叱られてしまったので、観に行きました。
意外と、映画らしい映画を観たなあ、という感想です。
いざ観てみたら割と好みの部類にはるものだった、と。
でも男はダメダメだった。
改めて考えたのは、自分が正しいからと言って他人の信仰を踏みにじる権利はないなということ。
主人公男女の一人娘が白血病で死んでしまい、最初は女の側が死に捕らわれすぎて危ないんじゃないかと思ったけど、信じるという拠り所を見つけ娘の死を受け入れることができたのは女の方で、前向きに生きなければならないと説いた無神論者の男の方が新しい一歩を踏み出すことができなかったのだ。
結局男のそういう態度が女さえも死に追いやるのだが、ここで女の死を見ていて「ああ、これは愛に死んだんだ」と思った。
愛のために死ぬ、って古今東西の創作で見かける言葉だけど、彼女は自分の死によって男の目を覚まさせたかった訳じゃなくて、愛してるから、愛を貫くために命を燃やし尽くしたんだな、と。
お酒とオーバードーズっていいな、と思ったので覚えとこうと思います。
映画を観た日、晴れてサントラ購入しました。
すごく良かった!