「ヴィダル・サスーン」感想



一週間の限定公開だったので、これで観ておかなければ一生観ることはないだろうと思って行きました。
美容師ヴィダル・サスーンの半生を追ったドキュメンタリーです。ファッションには本当に疎い人間なので、まずこの名前が人の名であることも知りませんでした。
オシャレは勉強しようったって分かりません。オシャレなものを摂取するしかない。そういう理由も含みつつ、こういうドキュメンタリーなら面白そうだなと思って。結果、サスーンカットを小説で描写するかどうかはともかく、面白い映画でした。というかサスーンの半生が既に面白い。人に歴史あり、と言うけれども、成功者の苦労の数や挫折の数を知ると、自分はこのままで大丈夫なのかな、という気持ちになりますね。

とにかく画面はオープニングからエンディングまでオシャレなデザインで。いいなあ、こういうのいいなあ。ピチカートファイヴのCDのジャケットとか好きですが、こういうシンプルかつオシャレで、単純な色彩が「可愛い」とかいう感情を生むのって。
エンディング、もう一回観たいかも。