「スパイダーウィックの謎」感想



これってバーバパパでもいけるんじゃね!?
頭から尻尾までこの感想です。

妖精研究家のスパイダーウィック氏の残した妖精図鑑を巡り、
警告を無視してそれを手に入れてしまった主人公のジャレッド、
双子の兄弟のサイモン、姉のマロリー、後半は母親も巻き込み、
図鑑を利用して世を掌中に収めようとする妖精達と戦う、
というストーリーで、ぶっちゃけ妖精軍団対一家という構図で
なんか、局地的な戦いじゃない…?
と思ったけど気にせずバーバフィルターをかけた登場人物紹介。

ジャレッド(ブラボー)
パパと離れてこんな田舎に引っ越してきたことに不満を持ちつつ、
警告を激無視して妖精図鑑の封印を解いたあたり流石、主人公。
その内容を数時間の読書で頭に入れてしまったあたりシャーロック・ブラボー。
やんちゃでパパとサッカーが大好きだ!

サイモン(ズー)
双子の兄弟、穏便派のナチュラリスト。
沢山動物をつれていて流石ズー。時々ジャレッドを鼻で笑うあたりも流石ズー。
ケンカするジャレッドとマロリーの間に入り、二人から「黙って!」と言われる
あたりも流石ズー。
時間があれば、もっと活躍できたのに!

マロリー(リブ)
文武両道リブ、特技&好きなことはフェンシングよ!
最初は双子の兄弟の言うことを全く信じなかったが、いざとなると武闘派戦力。

ママはどうしてもバーバ一家のママと重なる訳じゃありませんが、
この三人がバーバに見えたら後は大体おk。
ところで双子に萌えて、これはどんな役者さんがやっておるのかと思ったら、
一人二役だったんですね。
衝撃のエンドロールだった。

映画そのものの感想というと、オチが大好き。もう大好き。
ああいうボスキャラの最期は非常に胸がすきつつ、
ナイスジョーク&ウィット&伏線の回収。

どうしても観ろ!と薦めてしまう映画ではありませんが、
何か映画を観たいなと思ったときに割と面白い映画かもしれません。
フラストレーションの一片も残らない娯楽作品も、たまにはいい!