ジョニデ先生、次はベートーヴェンでどうでしょうな映画。



「スウィーニー・トッド」感想



観る前から知っちゃいたけど、チケット買って、席について既に思っていた。
正直、ミュージカルはもうお腹一杯なんだけどなあ。
なのに、何故、観ようと思ったのだろう。
ジョニデだからか。
自分の中の疑問に解答を見出せないまま、照明は暗くなり、
ワーナーだけじゃなくドリームワークスまでジャカジャーンな音楽で始まった。

さて、ミスターTがベートーヴェン先生に見えて仕方ないんだが。

するとキャスティングは以下こうなるのかな。
スウィーニー・トッド : ベートーヴェン
妻ルーシー : 不滅の恋人
ミセス・ラベット : シンドラー
アンソニー : ホルツかリストか悩むとこ
トビー : 意外と甥っ子カールじゃね?
娘ジョアナ : このキャスティングだと誰にしたらいいか分からない

と言う訳でベートーヴェン先生が不滅の恋人を失い復讐に走る話みたいな
二次っぽい見方してました、ごめんなさい。
もう、去年末からのミュージカルラッシュでお腹一杯だったんです。
シカゴみたいに、歌の部分の場面がきっぱり転換していれば
少しは違ったのかもしれませんが…。
いや、ジョニデの歌声は噂どおり素敵でしたが…。
歌うし。
踊るし。
復讐譚だし。

次の映画、ほんと、ベートーヴェンと愉快な仲間達を
ジョニデがやってくれたら面白いなあ、と思いながらも、
悲しい話というには、後味の苦さの残る物語に
自分が、ちょっと落ち込んでいるのを知った。