GotG2感想の延長戦(劇場の思い出編)



はあ…GotG2県内での上映が終わってしまった……。
昨日が最終日だったのですがそうとは思っておらずみすみす鑑賞を逃したのが口惜しい。あと一回…あと一回観たかったわよ……。という訳でこれまでにGotG2を観た映画館の思い出を語ろう。いやー、感想もこれで打ち止めかと思ったけど、まだ喋りたいことが出てくるね。
第1回目。続編は楽しみにしていたものの上映開始時期から体調を崩しており映画館から足が遠のいていたところ。ある日「あ! 今日は薬が効いた! このまま仕事上がりで観に行けば勝つる!」と、仕事上がりに映画館に直行。当時の私の科白「ヨンドゥも活躍するみたいだし、映画を観たらきっと元気になるよ!」
結果どうなったかは初回の感想「1ミリも冷静ではない〜」に書いた通りで、映画の中のパニックをそっくり体感したまま抜け出すことができず、帰宅後は「ヨンドゥ…」と呟いたまま動けない事態に。そして翌日は感想を書こうとしては泣き出すというのがほぼ一日続く。ろくに感想も書けない数日間が続いた。劇場の様子は全く覚えていない。ラヴェジャーズ船内でのグルートを巡るギャグで笑う人がおらず一人で笑いを堪えていた…くらいしか。
第2回目。字幕を観ようと思ったが、一番近い映画館で吹き替えしかやっていない。「じゃあ吹き替えをもう1回観て、次に字幕を観ればいいんじゃないの!?」という謎理論で映画館へ。やっぱり記憶が飛ぶ。唯一覚えているのは前回レイトショーで売店が閉まっていた為、今回は上映前にパンフを買ったということ。「特別版ですか? 通常版ですか?」「(え…何それ知らない……)あ…じゃあ…特別版で」。まだまだ終盤のパニックから抜け出せない。記憶が飛ぶ。
第3回目。久しぶりの休みが研修で潰れた帰りに映画館へ。字幕と思ったら吹き替え版しか上映していなかった。まあいいんじゃないかな!とそのままチケットを購入。複数回見ることへの感覚が麻痺し始めた。本編も、エンドロールも、ようやく細かい部分まで目が行くようになったり記憶できるようになったけど、少年のピーター・クイルがヨンドゥに教えられて射撃訓練をする一瞬の回想が眩しすぎてよく見えなくて記憶できない。
第4回目。やっと字幕版を観る日が来た。遠い映画館までやって来たぜと思ったら映画館の外観からGotG2推しで壁面にポスターの絵がでっかくバーーーン!と描かれていて、駐車場に入る時点から同様。この劇場好きだわ。スクリーンとの距離も近く、全5回中、ある意味一番楽しかった回。隣の客がポップコーンをずっと食べていてもジュースを飲んでいても気にならないくらい観客の一体感があった。笑いどころで笑う。終盤で静まり返る。例のグルートのシーンだけじゃなくて、待機中のクラグリンが「恋のバンシャガラン」を歌っているシーンでも笑い声が起こって、やたらと嬉しかった。ここの忙中閑ありのクラグリンが、私も好きなんですよ!
第5回目。県内では上映が終わってしまった「スプリット」「美しい星」を見る為に高速に乗って県外へ。「スプリット」は最高。そして「美しい星」を観終えた私は「このままでは絶対に落ち込んだまま高速道路を走る羽目になる。GotG2を観て元気にならなければ!」と追加でチケットを購入しシアターに再突入。字幕版。ちなみにサントラはあいちゅーんで落としていたものの、歌詞が読めん、対訳をストレスフリーに読みたい! という思いが高まりサントラを買って帰った思い出。
スターロードが自分の家族を回想するあのシーン、ほんと眩しすぎてうまく記憶できない。そこ重要! 本を丸々一ページ画像として記憶するような、ああいう記憶能力欲しい。だってここ重要! ヨンドゥと少年ピーターのあの一瞬とか、記憶しなければと集中しすぎて逆に全体像がぼやけるという残念具合なんだ。メレディス・クイルがどんな服着てたかとか覚えていない。
メレディス…メレディス・クイルには感謝しかない……。母子家庭で大変だったろうに、しかも脳腫瘍、最後は本当につらかったろうになあ、それでも自分の好きなものを信じ抜いて、悔いないで、愛情をいっぱい注いでピーター・クイルを育ててくれた、そのお蔭で我々はこのスターロードを愛でることができるのだ。ありがとう、メレディス・クイル……。
今はひたすら坂を転げ落ちていますね(マーベルアンリミテッドで英語と格闘しながら)。