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ロケットを何と呼ぶか、そしてエゴのこと ロケットのことを考えていたらふと思い当たって、またちょっとエゴのことを喋りたくなったので。 と言うわけで冒頭のネタバレ防止駄話から。ノベライゼスって難しいなあ。本としての読み応えを求めれば地の文が増えたりするけど、それによって描写が増えたと思うか、オリジナル要素が入って自分の見たい映画の小説化じゃないと思うか、読者はそれぞれだろうしねえ。ただ児童書版GotGはもっと地の文欲しかったわ…児童書ってこんなもんだっけ…私が読んでた青い鳥文庫もこんなもんだったっけ…? 小学生当時の容量と摂取した量を較べた時はちょうど良い量だったのかもしれない。ただ大人になってしまうと、相対的にそれは少なく感じちゃうんだな。読みながら「ここに地の文をくれよ…!」って机叩いたところがあったよ…。 さて以降はネタバレを含む話。 1の時からアライグマを筆頭に色んな呼ばれ方をしてきたロケット。ネズミとか、ケダモノとか、害獣とか、ハムスターとか、キツネとか、ゴミパンダとか、荒くれワンちゃんとか本当に色んな呼び方があったけど、その中でエゴが「三角顔のサル」って呼んでいたことにようやく気づいて。いつもの流れで、変な呼ばれ方をされるネタだと思ってたけど、違った。エゴはアライグマを他の動物と見分けられないんだ。あれだけの時間があったのに、エゴは生物について何も学ばなかった。深く知ろうとしなかった。他の生物が下等に見えるのは力を持つ者故の驕りだったけど、ああ、でも、この一点でもう既にエゴは神じゃないんだ。彼には万物を創造することはできない。できるのは粘土遊びだけだ。 ちなみに地の文くれよって思ったのは、ガモーラ救出のためにラヴェジャーズに捕まって、ヨンドゥがケジメをつける云々のシーン。あそこさあ、映画のあの部分、ほんとたまらないよね。ケジメをつける覚悟をしなければならなかったヨンドゥはピーターに背を向けるんだよね。俺が殺してやるっていいながら直視できないんだよなあ。あそこでピーターの科白に遮られるまで、直前まで口笛を吹こうとしていたけれど、いつもの軽さがないのよ、力んでるのよ。そしてピーターがいつもの口車でこっちを乗せてくるんだって分かった瞬間の笑顔ですよ。たーまーらーんーーーー! 2で、ミラノに発信器つけといたって言ったけど、そりゃそうだわね、生身で宇宙空間に飛び出していくようなあぶなっかしい息子だもんね、あいつめ独り立ちしやがって…と思いつつも、そりゃ発信器つけるわね。 そう、児童書版、こんなことが堂々と書いてあったんですよ。「「この裏切り者! ぬすっとめ!」 ヨンドゥは大声でなじりながらピーターを殴りつけた。ピーターが子供のころから船長にかわいがられてきたのをよく思っていなかた仲間たちは、それを見てわらっている。」 繰り返します。「子供のころから船長にかわいがられてきた」 もう一度繰り返します。「かわいがられてきた」 弩級に公式でしたよ!!!!!! |