「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」感想



たーーーーのしーーーーーーーーーー!!!!
心がガサガサしていたので「心が明るくなるようなしかしコメディ一辺倒ではなく適度なシリアスを含みつつ物語に噛み応えのあるゴールデンカムイのような映画が観たい!」と思っていたのですが、絶妙なバランスでその全てをクリアする映画がありました。
GotGです。

頭が疲れ切っており字幕を読める自信なし。
よって吹替えを鑑賞したのですが、なにこれーーーー面白いじゃなーーーーい!
こういう映画の軽妙な遣り取りは元の声を聞かないと分からないのでは?と思っていたのですが、吹替えの人たちほんとに良かった!
すごく楽しかった。
銀河の運命を左右する話なので民間人にも軍にも敵にもえげつない被害が出るんだけど、それでも主人公たちがどっこい生きてる、しかも聖人化するんじゃなくって結構ダメダメ五人組のままだ、楽しく生きていこうぜ!
うん、楽しく生きていこう。
主人公は自分ですよ、世界に悲愴が存在しても、自分に何かがふりかかってきても、楽しく生きるのは自分ですよ。
好きな音楽を聴いて楽しく踊ろう。

適度なシリアス成分ではガチな泣き所もあり、それが酔っぱらったロケットが色々ぶちまけるシーン。
刑務所で濡れた毛皮の、背中の手術痕が露わになるのもキたけど、酔っぱらったロケットの本音は共感したり哀しかったり…。
しかも寿命が短い自覚があるのよ、ロケット…。
たまんないじゃない…。

特に萌えは期待してなかったのに、あった。
しかも私のハートにド直球。
盗賊のボスのヨンドゥ、これまた声が立木さんですよ、あの嗄れ声がただでさえ良いのにさ、主人公と彼ね、やばいですよこの擬似親子未満みたいな上下関係。
いたいけな少年を攫ってきて、本当は食われそうなところを助けてやったんだと言い聞かせ続けて強制的に恩を売って、これDV的洗脳じゃない、普通にいけない意味でやばいじゃない。
で、最後の方で、本当は主人公の父親に送り届ける仕事だったのを「父親はクソだから自分の手元に置いたんだ」って言ってたけど、お前、あれだろ…、その可愛いの大好きな性癖全開させて、普通に自分の可愛いのコレクションにショタ主人公を加えただけだろ、操縦席の脇の人形コレクションと一緒にショタを並べたかっただけだろ絶対……!
まあそこが萌えたんですが!

あー、たのしかったーと思ったらもうすぐ続編公開ですね。わーい!