「スーサイド・スクワッド」感想



映画のタイトル、辞書をくって「自殺軍曹」と訳していたら本編中に「決死部隊」って言われていて自分の英語力のなさにショボンとしていたが、公式で「自殺部隊」と言われていたので、問題はスクワッドの部分だった。
いや…映画の内容ほとんど知らなかったので、ウィル・スミスが鬼軍曹で悪党どもをしばくのかと……。
冒頭から頭の悪さが露見したので、テンションだけで突っ走る頭の悪い感想いくぜ!

まずDCの悪役いっぱい集合する映画だ。すごい!
悪役ばっかり出してまとまるのか!?って見ながら心配。
しかも誰が味方で誰が敵なのか1時間経っても曖昧。すごく心配。
世界は滅亡の危機に瀕しているけど、特に味方らしい人が見当たらない。
でも何かしでかしそうなワクワク感がある。すごい!

悪党その1、デッドショット。
凄腕スナイパーだ。金さえもらえば獲物は逃さない。一発で確実に仕留める。すごい!
でも娘のことは心底大事に思ってる。勉強も教える。えらい!

悪党その2、ハーレクイン。
かわいいツインテの元精神科医だ。ジョーカーもカウンセリングしてた。すごい!
この姉ちゃんが苦手で食わず嫌いしてたけど彼女の登場シーンもすごく面白い!
食わず嫌いしなくていい!

悪党その3、ディアブロ。
ディアブロって聞くとバッシュ・ザ・スタンピードを思い出すけど、違う!
両手から炎を出せるけど草薙京とか八神庵のレベルじゃない。炎の化身と化す。すごい!
己の過去に常に向き合っているお蔭で映画最大のピンチを救った。えらい!

悪党その4、ぬいぐるみフェチ。
登場シーンのBGMがダーティ・ディーズ・ダーン・ダート・チープだった。それだけでえらい!
同シーンにフラッシュさんも出てきた。稲妻のように一瞬登場しただけなのにフラッシュかわいい! すごい!

悪党その5、下水道のワニ男。
さげすまれ虐げられ追い出されたのに、己が美しいと言えるまで自己肯定の境地に達した。えらい!

悪党その6、エンチャントレス。
6000歳を超える魔女。すごい!
髪がざんばらで皮膚が密林の泥と闇に汚れているほうがかわいい、もとい美しい。
考古学者のムーン博士に憑依している。
憑依合体の瞬間の演出は、魔女の蠱惑的な魅力と恐ろしさをほんの数秒で魅せる名シーン。何度でも見れる。
弟がいる。弟大好き。太古の密林ではおねしょただったに違いない。
今だってムーン博士との百合関係を期待したい。
最後に死ぬけど死ぬのが惜しい。復活希望。

悪党をまとめる軍人、リック。
エンチャントレスの宿主であるムーン博士とデキてる。
ということは夜のお楽しみは複雑な3Pだったという訳ですね。そこんとこ詳しく。

悪党をまとめる軍人リックの護衛役、カタナさん。
日本刀を自在に操る、仮面で顔を隠した謎の女。
実は未亡人だった。ありがとう、大好物です!

スーサイド・スクワッドに含まれない悪党、ジョーカー。

子安だった……!


こんなメンツがそろって2時間で終わるの? まとまるの? と思ってたら見事にまとまった。
すごい!
悪党だらけなのにワクワクするし面白いし後味も悪くない。しかもバットマンも出てきてお得感がある。
えらい!