「バットマンvスーパーマン ジャスティスの誕生」感想



我らがアルフレッドは今回の映画でも超クール!
ワンダーウーマンの姐さん、コミックスでチラッと見た時より断然カッコイイ!
すっごい見所でした!!

……と、これだけの感想で終わってしまった方が平和的であるような気もする。

この映画、本当は昨年の4月に見る予定だった。地震さえ起きなければ。
次の休みに観に行こうと思っている内に地震が起きて、長く映画の観られない時期が続いた。
今回、WOWOWの放送で視聴したものである。

クラブルから見たこの映画は、結婚前夜。
腐要素を抜きにしても、2時間半かけた前日譚なのだ。
タイトルからして結婚したと思ってたけど、まだだった。
前夜だ。
俺たちの初夜はこれからだ!

予告を観て期待したものとはかなり違う映画にはなっていた。
コミックスでバットマンvs.スーパーマンのベストバウトが出てるくらいだから、この二人の対決は何度も夢見られてきたし、満を持しての試みだったのではないかと思うんだけど…。
脚本が〜、編集が〜、と言うのはよしておこう。
映画に精通している訳でもない。
たとえ続編を目論んだ物語であっても、一つの作品をその枠内で終わらせるというのは作り手としてこだわりを持っている部分であり、また観客・読者としては思わせぶりなシーンや伏線が回収されなかったとしても「多分こういうことがストーリーの背後にあるんだろう」と黙って汲んでやるのも度量だと思うので、その狭間でなんとも消化しきれないものが残ってしまったのは確かだが。
次回作に期待、ということで。
腐女子としては湖畔のウェイン邸でワインを空にしてもなお酔えないブルースが(中略)されるのを易々と想像できるような、そんな燃料を供給されたのだから、よかったこと探しをするのだ。

ただね、一点だけ、どうしてもツッコミ入れたいけど上手くいかないのがあるの。
黙って汲むのが観客だと思うけど、フラッシュね。
私、彼が登場するだけで、何故か笑いのスイッチが入るので、多分、凄く大事な忠告をしにきたにも関わらず、ここはシリアスなギャグを狙っているのだろうか…と勘ぐってしまう。
そんなことはないのだ、おそらく。
あのフラッシュは時間を超えるくらい真剣だったに決まっているのだ。
続編の映画では早く出てきてね、楽しみにしてる。