「劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」第一章」感想



臓硯が二時間の映画の中であれだけ登場して活躍した上に目ぇかっ開いたランサーの兄貴の格好いい戦闘シーンが見られたからもう何も言うことがないよ。あとはマキリの行く末を最後まで、最期まで見守るだけだよ。

臓硯と真アサシンの会話が、自分の中では胸を衝かれましてね…。不死の肉体を手に入れようとした当初の目的も既に遠く、老醜さえ己自身の口で嗤えるこの人がね、サーヴァントを相手に、使役する対象を相手にですよ、己の行為がどう見えるのかを問うのですよ。ここへきてあの老いた魂の塊にどんな心が生まれたのか…。

彼が受けるべき報いとか得られないものとか含めて続きが楽しみ。そういえばHFの桜は白ワンピースといい自分好みのヒロインのはずなのだが、もうおじいちゃんで胸いっぱいだわ。ランサーの兄貴は別腹です! 真アサシンも格好良かったよね、あの腕とか、螺子の外れた化物からだんだん正気を取り戻して従属する者らしくなる変遷とか。

ちなみにフィルムは臓硯だったらどうしよう額に入れて飾るってワクワクしながら中身を開けたのですが、ガチャを回す人の気持ちがよく分かりました。